古式を今なお引き継いだ800年の伝統を持つ日野祭の元宮・馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)

古式を今なお引き継いだ800年の伝統を持つ日野祭の元宮・馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)

◆神社取材メモ  取材者山本 一男

 

■取材日時   2012年3月26日月曜日 14時00分~16時00分 天気 晴れ

 

■インタビュー後の感想

馬 見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)に到るには、JR大津駅からJR近江八幡駅へ、そして近江鉄道に乗り換え八日市駅まで着くと、そこからさらに 乗り換え、日野駅に到ります。さらに近江バスで神社の近くの岡町まで行きます。片道2時間半はかかりました。大変時間がかかりましたが、神社は開放感のあ る境内で、市内のある神社とは大いに趣が違うものでした。社(やしろ)宮司とは、この神社の珍しい神社名について、いろいろな説を聞かせていただきまし た。また素朴な信仰である山の神、他の神、野の神の信仰の発生についても着させていただき、大変に興味深いものでした。5月の初めには日野祭があり、約 16基の神輿が練り歩く絢爛豪華な祭りです。もう一度参拝に行きたいと思っています。

 

■神社名

馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)

 

■御祭神

天穂日命(あめのほひのみこと)

天夷鳥命( あめのひなどりのみこと)

武三熊大人命(たけみくまうしのみこと)

 

■創建

延暦15年(796年)

■社格

式内社 近江國蒲生郡 馬見岡神社二座 旧県社

 

石碑

注連縄

鳥居

拝殿

本殿

太鼓橋

 

■本殿様式

滋賀県指定有形文化財 馬見岡綿向神社本殿一棟

指定年月日    平成10年6月19日        

 現 在の本殿は宝永 4年(1707)に再建されたが、大正6年(1917)に内陣を改造昭和58年(1983)に屋根を桧皮葺から銅版葺に改めた。平面は桁行(正面)梁間 (側面)ともに三間で切目柵を廻し、正面に浜縁をつくる。屋根は入母屋造で正面に千鳥破風、軒唐破風造の向拝を付け、前面に向唐破風造の拝所を設ける。

 

 こ の本殿は周囲に頭貫・内法長押を同高で廻す形式であるが、内部は内陣と外陣に分け、外陣の床を一段低くし開放的な建具とする。これは県下に遺構の多い前室 付の三間社流造本殿に類似する。また建物の木割が太く成が高いこと及び装飾的彫刻の意匠も優れていることなどが特色である。

 

■住所

滋賀県蒲生郡日野町村井705

 

■問合せ先

馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)

 

■TEL

0748-52-0131

 

■FAX

0748-52-0226

 

■E-Mail

 

■URL

http://www.ex.biwa.ne.jp/~j-watamuki/

 

■アクセス

公共交通機関 JR近江八幡駅または近江鉄道日野駅から北畑口

行バス向町(停)下車。徒歩3分。

名神八日市インターより20分   名神竜王インターより30分  新名神      土山インターより30分

駐車場

その他

 

■由来(ご由緒)

当神社の起こりは、東方に気高く聳える綿向山の頂上に、神武天皇の御宇出雲国の開拓の祖神を迎え祀り、欽明天皇六年(西暦五四五年)その頂上に祠を建てたのが始まりと伝える。

そ の後、平安時代の初期、延暦十五年(七九六年)に里之宮として、現在の地に遷し祀られたという。以来、延喜式神名帳にもその名が見え、蒲生上郡の総社、日 野の里の大宮として、何時の時代も当地の産土神と、人々の信仰の中心となってきた。殊に鎌倉時代から安土桃山時代にかけて、この地の領主であった蒲生氏一 族は、氏神として尊び庇護し、更に江戸時代に全国に名をはせた近江商人の内の日野商人達の巨万の財力にも支えられ、出世開運の神として崇敬が集められ、明 治九年郷社に、同四十二年県社に列せられた。そして、今の世も氏子人等の心の拠り処と崇め親しまれている。

その始めを嘉応二年(一一七〇年)とする春季例大祭(五月二・三・四日)は日野祭と称し、三人の神稚児や三社の神輿、十六基の曳山車を中心に、古式ゆかしく絢爛豪華に繰り広げられる祭礼は県下にも有名で、県の無形文化財に指定されている。

なお、綿向山頂(標高一一一〇米)に祀る奥之宮(大嵩神社)は、古来より二十一年目毎に社殿を建て替える式年遷宮の祭事が、今も絶えることなく続けられている。

 

■伝説・民話・説話

古来、大嵩社、綿向明神と称された古社。

養蚕の祖神として、日野の大宮とも称された大社。

神武天皇の御宇、

彦健忍雄心命が、出雲より出雲国の開拓の祖神・天穂日命を迎え綿向山頂に祀ったのが創祀。

その後、欽明天皇六年(545年)、蒲生の豪族・蒲生稲置三麿と山部連羽咋が綿向山麓に狩りに来たところ一天にわかに掻き曇り、四月(新暦五月)だというのに吹雪となった。

しばらく岩陰で休み、雪が止んで外に出てみると大きな豬の足跡を発見。

夢中になって足跡を追っていくうちに山頂に導かれ、綿向大神の化身となって現れた白髪の老人から

「この山の頂に祠を建てて祀れ」との託宣を受け、社殿を建てて祀ったという。

そのお宮は大嵩神社と称し、二十年毎に社殿を建て替える式年遷宮が今も続いている。

 

■境内社

①村井御前社②八幡宮③榊御前社④社日社⑤猿田彦之神⑥安平稲荷神社⑦富士浅間神社⑧竃之社⑨稲置三麿神社⑩玉椿神社⑪池之社・出雲神社⑫琴平神社⑬神明神社⑭天満宮(北野神社)⑮玉影神社(祖霊社)⑯蛭子神社⑰大将軍神社

 

■境内社

⑲佐久奈度神社 〔綿向山の麓〕⑳笠懸神社 〔里宮 参道〕

 

■見どころ

千両松、若松の社。祭礼大絵馬、御前桜、石灯籠(日野商人奉納)、石灯籠 国指定重要美術品 (鎌倉時代)

 

■祭り・神事

日 野祭は、3月の中旬頃から何らかの準備が行われています。4月7日の三人の神子選び、4月初旬から祭囃子の稽古と曳山の上部に飾られる「ダシ(飾り人形の 事)」作り、4月20日前後の神輿をかつぐ予行演習の「地渡し」、4月20日の「嶽まつり」、その他各地区で5月の祭礼に向かって寄り合い等が何度か行わ れます。ここでは2日〔宵祭(宵山)〕、3日〔本祭〕のポイントを簡単に紹介します。

宵祭に飾られた村井の神幣       5月2日〔宵祭(宵山)〕

午 後から西之宮神社例祭が、日野祭の宵宮祭としておこなわれます。左写真の神幣は、氏子集団から神への捧げ物として、西大路、村井、大窪、松尾の4基と、町 幣として越川町から1基が出されます。宵山は、夕方6時頃から10時頃にかけて、曳山山倉前もしくは各町内の辻々で提灯で彩られた曳山から祭囃子が流れる 中行われ、特に大窪の「札の辻」では毎年4~7基の曳山が集まり賑やかです。  

 

■宮司・神職

社 信之(やしろ のぶゆき)宮司

社 信之宮司

名刺

 

■境内図

境内図

 

■しおり

御由緒略記

 

■朱印

朱印

 

■お守り

 

■ご利益(ご神徳)

 

■パワースポット

 

■神前挙式

 

■この神社の魅力

 

■みなさんに知ってもらいたいこと・伝えたいこと

3.11の際、被災に逢われた気仙沼の15歳の若者から出た言葉に、日本人の持つ精神性の素晴らしさを感じた。

その言葉とは「天を恨まず」

 

■この神社の困りごと・悩み

 

■この神社の夢・希望

 

■その他

プロフィール

山本 一男(スサノヲ)
山本 一男(スサノヲ)

地域の魅力を高め、地域を元気にし、地域を幸せにするIT/Webプロデューサー


■メッセージ 
時代は、モノの追及から心の安らぎや豊かさへと価値観や生き方が変わろうとしています。今までのような効率や経済性を追い求め巨大化していく「グローバリゼーション」から、足元を見つめゆっくりと生きていゆく「ローカリゼーション」の時代なろうとしています。 
私たちは知らないうちに巨大な文明システム(社会・経済システム)に巻き込まれ、本当の生き方や幸せな生き方ができなくなっているのではないでしょうか。人が幸せになるには、今住んでいる地域と人々が幸せにしていくことから始まります。 
私と私が運営するミズホネットは、ITやWebの技術を最大限に活かし、各地域にある資源(人、文化、歴史など)を魅力的に元気に活力あるものにすることで、地域に住む人々が本当に幸せになるお手伝いをしていきたいと思っています。

スサノヲ

日本の伝統文化や神話、古代史が好きな男性です。
地域に残る祭りや風習・行事に関心があり、古代人から現代人まで地下水脈のようにつながる精神世界に興味を持っています。

■メッセージ

「日本」とは何か?「日本人」とは何か?が知りたくて、日本と日本人の原点と基層を調べています(日本文化、日本基層文化、日本学、民俗学、宗教民族学など)。
私は専門的に学んだわけではありませんが、こうしたことに興味を持っています。まだまだ知らないこともたくさんあり、皆さんから多くのことを教えていただきたいと思っています。 
今の多くの人が、あまりにも日本の文化や歴史のことを知らな過ぎ、外からの情報に翻弄され刹那的に行動しています。このような拠り所を失い根無し草のよ うに漂う様を見ていると、しっかりと自分たちのアイデンティティを見つめ直し、日本列島の自然と風土の中で作り出してきた日本人と日本文化を自覚すること が必要だと感じるようになりました。 
国際化が叫ばれていますが、本当の意味で国際人になるためにも、自分を自国をしっかり伝えることが出来ての国際化・国際人だと思います。 
特に日本の伝統文化・神話・古代史や地域に残る風習・祭り・行事など、古代人から現代人まで地下水脈のようにつながる精神世界に興味を持っています。日 本の地域に残る風習や祭りは、豊かな森と水の日本列島という風土が醸し出した世界観(素朴な神々の世界観)の記憶です。 
私たちは普段、こういう事(古代からの世界観)を意識することなく生活しています。しかし、気付かなくとも、私たち日本人のものの見方や行動を規定している「何か」があります。その何かとは・・・。 
この日本人の意識の底に眠った記憶とは、太古の昔から今日に至るまで、この豊かな森と水の日本列島という風土のなかで育成されてきた「日本人の精神的遺 産」です。日本の神々の世界(八百万の神々)や風習・祭り・行事は、私たちの意識の底に眠った神々の記憶(古代の世界観)でもあり、大自然に宿る日本人の 原風景でもあります。 
このような、古代から豊かな森と水に恵まれた日本列島とうまく折り合いをつけ、自然と柔らかい関係を結び、自然と共に生きることを選んだ日本人の知恵を学びたいと思っています。

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